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伝染性紅斑(りんご病)

令和7年5月28日更新

■ 伝染性紅斑(りんご病)

・伝染性紅斑(りんご病)は、ヒトパルボウイルスB19というウイルスによって引き起こされる感染症です。誰でも感染する可能性がありますが、特に子どもたちの間で多く見られます。
・両方の頬が赤くなり「りんご」のようだということで、俗に「りんご病」といいます
・感染経路としては、飛沫感染・接触感染が知られています。
・特別な治療薬やワクチンはなく、症状に合わせた治療を行います。

◉ 伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。

■ 伝染性紅斑(りんご病)の症状と経過

・約10~20日の潜伏期間の後、両方の頬が赤くなります。この特徴的な発疹 (紅斑)が、「りんご」のようだということで、俗に「りんご病」といいます。
( 頬に発しんが出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜのような症状がみられこともよくあります。)

・その後、腕や脚(二の腕や太もも)にも赤い発疹が広がっていきます。この発疹も特徴的で、レースの模様のような網目状、あるいは大理石のようなまだら模様になります。これらの発しんは1週間程度で消えます。

・発しんは運動したり日光にあたったりすることで、まれに長引いたり、一度消えた発しんが短期間のうちに再び出現したりすることがあります。

・関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることも(特に大人)ありますが、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。

◉ 頬に発しんが出現する7~10日くらい前の微熱やかぜのような症状がみられやすい時期にウイルスの排出が最も多くなりますが、発しんが現れたときにはウイルスの排出はほとんどなく、感染力もほぼ消失しています。

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■ 「りんご病」の取り扱い、登園基準。

上記のように発疹が出現する頃には感染力はありません。熱がなく元気で、ふだんの食事がとれる場合は登園・登校できます。

◉こんな時はもう一度診察を

+高熱がある時
+かゆみが強くなってきた時
+元気がなくぐったりしているとき

<予約受付時間>
● 午前08時30分〜11時30分
● 午後16時00分〜17時45分
( 日・祝・木・土曜午後は休診です。)

■ 休診のご案内

  • *土曜日は午前中のみ診察です

■ ア ク セ ス ■

大阪府茨木市下穂積1-3-101 ホワイトハウス穂積1F

*当院には駐車場はありません。