急性胃腸炎について ①

2024年02月28日 06:39
カテゴリ: 感染症

2024年 2月28日

インフルの流行は少し落ち着いていく兆しがありますが、
急性胃腸炎が目立つようになって来ました。
主な症状は嘔吐や下痢です。

急性胃腸炎の典型的な経過

ウイルス性急性胃腸炎の典型的な経過としては突然の嘔吐・嘔気で始まります。嘔吐は半日〜1日以内でおさまることが多く程度もさまざまです。腹痛や発熱を伴うこともあります。嘔吐に続き下痢が始まり、下痢は3~7日くらい続きます。
人により、嘔吐だけ、下痢だけ、下痢が先に来たりと色んなパターンがあります。下痢が2週間以上続く場合もあります

急性胃腸炎の検査

急性胃腸炎の原因ウイルスがなにかを調べる検査(ノロ?ロタ?アデノ?等)は、あまり意味がありません。治療方法や登園基準も全く変わらないからです。そのため当院ではこのような検査は実施しておりません。

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