水イボ(伝染性軟属腫)
令和8年5月25日更新
・水いぼは、小さなお子さんによく見られるウイルス性の「いぼ」です。正式の名前は「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と言います。
・主に肌と肌との接触でうつります。そのため保育園などではプールの時期中心に流行しやすい傾向にあります。
・水いぼそのものは重い病気ではありません。基本的には1-2年で免疫が出来て自然に治癒します。
① 摘除する(取り除く)
② 放置する
③ 外用薬(m-BFクリーム保険適用外自費)
④ ワイキャンス
⚫︎従来、おおよそ ①か②の2択でしたが、ここ2-3年で③のクリームが発売され選ぶ方も増えて来ました。
⚫︎また最近、④ワイキャンスと言う塗布薬が発売されました。(保険適応があります)
3週間に1度医院を受診し、医師に塗布してもらう必要があります。
・(数が少ないうちに)ピンセットのような専用の器具で1つ1つ取り除きます。水イボを芯ごと摘除する処置のため痛みを伴いやすく、痛み止めの貼付薬を事前に貼ってから処置することもあります。
・治りが早く、周囲への感染も減らせられるのですが、痛みや恐怖を与えることが多くトラウマになる可能性もあります。
・水いぼは数週間の潜伏期があるため摘除を行っても、また新しい皮疹が出てくることも多く摘除は数回になることが多いです。
・お子さんの性格や年齢を考慮して無理のない範囲で行うことが大切です。
・ほとんどの場合、水いぼは免疫がついて自然に治ります。期間としては半年〜1年、長くても2〜3年以内に治癒すると言われています。
・そのため無理に処置をせず様子を見る場合も多いです。期間短縮を期待して漢方のヨクイニン(ハトムギ)を服用する場合もあります。
・ただし、経過観察をしているあいだに水いぼが増えてしまう可能性や掻き破って「とびひ」になることもあります。
・普段から保湿や爪を丸めるなどのスキンケアをするなど水イボを悪化させないよう工夫が望まれます。
・この数年で使用頻度がふえてます。個人差はありますが、おおよそ7-8割の方が平均2〜3ヶ月で改善に向かうと言われてます。
・ウイルスなどに抗菌作用のある「銀イオン」と保湿・抗炎症作用のある「サクラン」を含有するクリームです。
・1日2回、水イボ部位に塗布します。約3ヶ月ぐらい使用するこで、約8割で改善がみられると報告されています。
・塗布開始後、約2週間から2ヶ月ほどで赤みや変化が現れることがあります。赤み・かゆみ・水ぶくれ・ヒリヒリ感などの変化は治療に反応しているサインであることが多いようです。
(ただし強い痛みや炎症が長引く場合は、使用を中止して医師に相談して下さい。)
・医師の診察・診断が都度必要になります。
・保険適用はありません(自費診療になります)
・診察を受けた医療機関でのみ購入出来ます。
・当院では 2,200円(税込)で販売しています。
・2025年9月に日本で承認された新しい塗り薬です。有効成分はカンタリジン、治療対象は2歳以上になります。
・治療のイメージとしては
「患部にカンタリジン塗布し、わざと浅い水ぶくれを起こさせて、水いぼだけをとる」
・医師が水いぼ1つ1つに塗布する。
16〜24時間後に石けんと水で洗い流す。これを3週間に1回くり返し、最大4回まで行います。
・数時間〜1日ほどで、その部分に「小さな水ぶくれができます。その水疱がかさぶたになってはがれるとき、一緒にウイルスを含んだ細胞も剥がれ落ちて治癒するイメージです。
・わざと水ぶくれ(局所皮膚反応)を起こさせてるため、塗った場所の赤み、かゆみ、痛み、水ぶくれといった反応の頻度は高いですが、「お薬が効いている証拠」でもあります
・皮膚の深いところまで強く傷つけないよう水イボをだけに慎重に塗布する必要があります。小さい子どもはじっと出来ないため安全に塗布が難しいです。
○ 掻かない工夫:水いぼを引っ掻くと他の部位にも広がるのでなるべく掻かないようにすることが大切です。実際、小さな子どもに掻かさないようにするのは難しいため、爪を短く切り揃えて丸めるなどの工夫も必要です。
○ 清潔と保湿を心がける:肌を清潔に保つことも予防になります。帰宅後にシャワーで汗を流す、石鹸で優しく洗う、また、肌の乾燥を防ぐために保湿剤をしっかり塗ることも(肌のバリアをつくり)ウイルスが入り込みにくくなります。
○ 直接肌と肌が触れ合わない工夫:水いぼがある部分を出来るだけ衣服で覆うようにします。プールの際にはラッシュガードを着せたり、寝るときは長袖長ズボンのパジャマを着るなど、肌と肌の接触を避ける工夫が大切です。
○ タオルなどの共有共用は避ける:お風呂やプールの後に使うタオルは家族などで共有せず、一人ひとり別のものを使用します。また、入浴時に使うボディスポンジやプールで使う浮き輪やビート板なども共有しないことが大切です。
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・休園や休校する必要はありません。
・プールに入ることも可能です。
(水いぼはプールの水を介してはうつりません)
・水いぼは、皮膚と皮膚との接触感染でうつるもので、露出した肌が触れ合ったり、おもちゃを介してうつることも十分ありえるので、プールだけを特別視するのはおかしいと考えられます。
・注意点は、タオル・浮き輪・ビート板などの共用は避ける、プール後は肌をシャワーできれいに洗うなどは大切です。
園の独自のルールもあり、プールに入れてもらえないところもあるようです
<予約受付時間>
● 午前08時30分〜11時30分
● 午後16時00分〜17時45分
( 日・祝・木・土曜午後は休診です。)
*土曜日は午前中のみ診察です
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