*アトピー性皮膚炎の治療の基本はスキンケア、保湿、ステロイド塗布です。(環境の改善、アレルギー原因物質の除去などの対策ももちろんですが)
*それらの基本治療でも改善しないようなアトピー性皮膚炎に対して、ステロイド以外の新しいクスリを使用する治療が近年行われています。
*最近、乳児期の湿疹をコントロールすることで食物アレルギーやアレルギーマーチの予防に繋がると言われています。
発売順に
① タクロリムス(プロトピック)1999年〜
② JAK阻害薬(コレクチム)2020年〜
③ PDE4阻害薬(モイゼルト)2022年〜
① シクロスポリン内服薬 : ネオーラル
② JAK阻害内服薬 : ウパダシチニブ(リンヴォック) ,アブロシチニブ(サイバインコ),バリシチニブ(オルミエント)
③ 生物学的製剤 : デュピルマブ(デュピクセント)注射
上記のクスリの投与には年齢・使用量・保険適用など様々な制限があります。(安全性などが確認されると制限は変更される傾向があります)
>> 次回はタクロリムス(プロトピック軟膏)の予定です
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